いきあたりばったり夫婦旅

マイカーで北海道旅行

わたしが妻と二人で初めて北海道を訪れたのはおよそ10年前。住まいのある横浜から大洗までマイカーで行き、フェリーで苫小牧を目指して出航しました。
海が穏やかなため、船があまり揺れることがなく快適な船旅を楽しめました。苫小牧港についたのが次の日の夜。

初日は公園で車中泊

いつものことですが、私たちの旅は前もって泊まる宿を決めない、行き当たりばったりの旅。この時もそうでした。今晩は車中泊でもするかと、ひとまず恵庭まで車を走らせ、地元のスーパーで食料品とビールを買い込み、近くの公園で一晩を過ごしました。

二日目は音威子府泊

夜が明け、一路北上。美唄市から始まる、29.2kmも続く日本一の直線道路のある国道12号線を走りながら、北海道の雄大さを噛みしめました。途中旭川に立ち寄り、本場の味噌ラーメンに舌鼓を打ちました。さらに北上を続け、その日は音威子府付近の旅館に泊まりました。次の日は稚内を目指してさらに北上。

最北端到達の証明書

サロベツ原生花園では、どこまでも続く辺り一面の原生花園の風景に圧倒されました。全く音のない世界。いつまでもここに居たかったのを覚えています。いよいよ日本最北端の稚内。三角形の尖った日本最北端の地の碑で、妻と二人で最北端に来た感動を分かち合いました。もちろん最北端到達の証明書を購入しました。

オホーツク海沿いを下り網走へ

そのままオホーツク海沿岸を南下し、網走まで行きました。とにかく北海道のいろいろなところに行きたくて、一日中車を運転していたという感じです。残念ながら妻はペーパードライバーのため、私がひたすらハンドルを握っていました。この時ほど妻がペーパードライバーであることを恨めしく思ったことはありません。

質素な刑務所料理

その日は網走で一泊。次の日は網走刑務所を見学して、刑務所料理なるものを食べました。味はあまり覚えていません。刑務所で出されていた料理なので、質素なものだったような気がします。それから日本最東端を目指して根室方面に向かいました。

灯台の下で北方領土思う

残念なことに曇天のため、北方領土を見ることはできませんでしたが、ボーっ、ボーっと霧笛音を発する灯台の下で、北方領土返還への思いを馳せると、なんとも言い難い複雑な思いをしました。

阿寒湖、屈斜路湖に大感動

次に向かった阿寒湖、屈斜路湖方面。美幌峠の雄大さには大感動。眼下に広がる屈斜路湖は、凄いの一言。それから足寄に行き、松山千春の実家まで足を運びました。若い頃の大きな肖像画が2枚掲げられていました。

家庭的で落ち着いた民宿

ここが松山千春の家だぞっていう感じです。ファンサービス旺盛な千春らしい演出です。その日は足寄の民宿に泊まりました。宿の奥様は東京から北海道に嫁いで来たとのこと。この街で旦那様と民宿を始めたとのことでした。
家庭的で落ち着いた民宿でした。今でも続いているでしょうか。

北海道ならではの富良野

次の日は妻念願の富良野へ。トロッコ電車に乗り、富良野の大地を満喫しました。どこまでも広がる富良野の丘は、北海道ならではの雄大さです。とにかく北海道は何もかも雄大です。
その日は札幌に泊まろうと、札幌オークラに連絡。部屋が空いているということで即決。

最後はカニ料理満喫

札幌に到着して、カニ料理を満喫しました。またオークラの部屋もとても手入れが行き届いており、最後の夜は大満足でした。次の日は北海道に別れを惜しみつつ、苫小牧の港に向かいまいした。そこからフェリーに乗り込み一路大洗へ。

場所限定でゆっくりと楽しむ

名残惜しい中、北海道での思い出を語りつつ最後の船旅を楽しみました。本当に短時間で慌ただしい旅でしたが、とても思い出になるものとなりました。
コロナ禍を終えた今、次回からはもっと場所を限定しつつ、ゆっくりと旅を楽しみたいです。

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